電通グループ、事業共創で出資先スタートアップの成長を加速

電通グループは、ショートドラマアプリ「BUMP」を運営するemole株式会社に対し、グループの専門能力を活用した事業開発支援を実施した。今回の取り組みは、電通グループのコーポレート・ベンチャー・キャピタルである「電通ベンチャーズ」と、グループ横断R&D組織「電通イノベーションイニシアティブ(DII)」が連携し、出資先スタートアップの事業成長を支援する一環として行われた。 本支援では、emole社が展開するBtoCのショートドラマ事業に加え、BtoBのマーケティング領域への拡大を推進した。具体的には、株式会社電通デジタルと共同で、企業向け広告ソリューション「TikTokショートドラマ広告ソリューション」を開発。emole社のショートドラマ制作ノウハウと、電通デジタルの配信設計・運用知見を組み合わせ、企画から広告配信、効果検証までを一貫して提供する体制を構築した。 また、電通の社内組織であるエンターテインメントビジネス・センター(EBC)とemole社は、共同でショートドラマ「極悪インフルエンサーに制裁を」を制作した。2025年9月に配信されたシーズン1は、BUMPにおける外部制作作品として売上額第2位を記録し、同年の総視聴数ランキングでも第5位にランクインするなど高い評価を得た。この成功を受け、2026年7月にはシーズン2が配信されている。 emole社の代表取締役・澤村直道氏は、「投資という形にとどまらず、事業開発の段階から互いの知見や強みを持ち寄り、スピード感を持って取り組めた」とコメントしている。 電通グループは、ショートドラマを新興コンテンツ領域の一つと位置づけており、今後も縦読みデジタルコミックやショートアニメなど、複数のフォーマットにおいてスタートアップとの事業共創を推進する方針である。同グループは、経団連による「第4回 スタートアップフレンドリースコアリング」で3年連続総合2位を獲得するなど、スタートアップとの連携を強化している。 なお、emole社が運営する「BUMP」は、2026年10月時点で累計500万ダウンロードを超え、コンテンツの累計再生回数は70億回を突破している。世界的に急成長するショートドラマ市場は、日本国内においても2026年に約1,500億円規模に達すると見込まれている。

Article source: Miyazaki Daily News | Image credit: Miyazaki Daily News

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